コウノトリカゴ

夫にも、育児参加をしてほしい!

『もう少し夫にも、育児に参加してほしいなぁ〜』って思ってるママさん方はけっこうたくさんいるはず!というわけで、最初のコラムはこれにしてみました。

夫に育児参加してもらう方法

妊娠を一緒に喜んで、妊婦検診にもかかさず同伴してくれ、生まれてからもメロメロで、一生懸命赤ちゃんのお世話をしてくれて、遊びに行けるようになったら、家族でいろんなところに出かけてくれて…そんな夫って…ものすごーく少ないと思うんです。

だって、家族のために一生懸命残業して、仕事をなさってる方がほとんどだし、職場から帰ってくればへとへとで、ほんとはちょっとくらい面倒見てほしいけど、でも疲れてて可愛そうだから、って優しい妻ならそう思ってひとりで頑張っちゃう。もしくは、子どもの面倒は女が見るものだ!って言ってる亭主関白な夫だから仕方なく、とか。

でもでも、『やっぱり、育児はパパとママで、一緒にやりたい!』ってわたしは思っちゃうんです。なので、もしそう思われる方がいれば、ちょっと参考にしてみてもらえたら嬉しいです。

忙しい夫に育児に参加してもらうためには、どうしたらいいか?

わたしの先輩の皆さんから教えてもらったことも多いんですが、とにかく、妊娠中からできる限り妊婦検診に一緒に行ってもらって、父親としての自覚を、早いうちから少しでも感じてもらうこと。

そのためには、夫が休みの土曜日とかを利用します。(※どうしても待ち時間が長いんですが、その辺は夫婦のデートだと思って、その時間も楽しみましょう!)これって、けっこう大切なことみたいです。

男の人って妻が妊娠しても、イマイチ実感がすぐに沸いてこないし、生まれてきて抱っこをして、やっと赤ちゃんの存在は実感できても…、父親としての実感まではなかなか沸かないようです。

一方、女性は妊娠中に、ゆっくりと母親になる準備をできますが、男性にはそれができない…。なので、『妻の気持ちも、はっきりいって理解できていない』ということは知っておいたほうがいいんですね。そうすれば、「もっと父親の自覚をもってよ!」なんて怒らなくてすみますから。

父親としての自覚なんて、なくて当たり前!なんです。

仕事の関係や、本人の心の葛藤(産婦人科に行くのは抵抗がある…って方は多いですから)もあって、夫とともに妊婦検診に行くことができなければ、病院や自治体の両親学級にだけは、一緒に参加するというのでも効果があると思います。

場所にもよりますが、講義をしてくれる助産師さんや保健師さんは、『男の人がなかなか妊婦さんの気持ちを理解できなかったり、父親としての実感がもてない』ことを、とても理解されている方がほとんどのため、ただそこにいるだけでも、想像以上に妊婦さんの苦労や、育児の大変さを実感してもらえたりします。(笑)

もちろん、人にもよりけりなんですけどね。でも、妻から不平不満をネチネチと言われるよりかは、第三者の方にこうやって伝えてもらったほうが、夫のみなさんもすんなり頭に入っていくものですよ。

しかし、どうしても両親学級にも参加できなかった!もうすでに育児は始まっている!今からどうすればいいの!?って方も多いと思います。

その場合は…

とにかく、夫の頑張りを褒めまくってみてください。(えー、むりっ!今さら無理!絶対にムリ!とか思わないでくださいね〜)

仕事で一生懸命頑張ってること、家族のために働いてくれてること、少しでも家のことをやってくれたとき、どんなに小さなことでも、当たり前だと思ってることも全て含めて、感謝の気持ちを伝えてください。もちろん、イヤミな言い方ではなく、心から!です。

育児を頑張ってる妻のみなさんは、「いつも子どもの面倒を見てくれてありがとう!ご飯を作って待っていてくれてありがとう!」と言われたらどう感じますか?やっぱり嬉しい気持ちになりますよね。それと同じことなんです。妻が夫は仕事して当たり前、と思っていると、夫も妻は家事・育児をやって当たり前、と思ってしまうんです。

そこを変えるためには、まず自分が変わらなければいけないんですよね。自分が変われば、相手も必ず変わってくれるはずです。最初はぎこちなくていいんです。不自然に思われそうなら、一日一回、相手に感謝する気持ちを持つことから始めてみてもいいと思います。慣れてくれば、自然と口から出るようになってきますから。

そうすれば、一歩前進。

何もしてくれなかった夫が、いきなり積極的に育児に参加したり、家事をやってくれたり、なーんてことはまずありませんから…、次の段階へゴー!です。

お子様が赤ちゃんの方は、ぜひこういう言葉を言ってみてください。「なんかね〜。あなたが帰ってくると、この子、ものすごく嬉しいみたいよ!わたしといるときより、ものすごく機嫌が良くなるもの。やっぱりパパが好きなんだね〜!」と。

もちろん泣きじゃくってるときはダメですが、少しでも笑っていたり、普通にしている状態であれば絶対に言ってみてください。もし本当に赤ちゃんが喜んだ素振りを見せれば、もっともっと大げさに言ってみましょう。

いつも一緒に過ごしているママといるときのほうが、赤ちゃんも機嫌が良いのは当たり前なんですが、『いない時でもパパのことをずっと気にしているし、パパの存在を必要としているんだよ』というのを言葉で伝えることは、夫婦にとっても、とても大切なコミュニケーションなんです。

嘘も方便、どんどん言ってあげてください。

そういった言葉を繰り返していくうちに、子どもへの愛情が沸いてきたりもします。そうすると、夫が自ら抱っこしてくれたり、なーんてことになるかもしれませんね。こうなれば、後はもう押せ押せです!

もし、抱っこで少しでも赤ちゃんが微笑んでくれれば、もうこっちのもの!「うわっ。すごく機嫌が良い!パパの抱っこが本当に嬉しいのね〜!」なんて言われれば、もう夫はその気になりますから。

逆に、泣いてしまった場合(人見知り時期に注意)、「あれ、どうしたのかな?もしかして、お腹がすいてるのかも〜」とフォローを入れて、絶対に夫のせいではないことを強調しておきましょう。

そうでないと、「どうせ抱っこをしても泣かれるだけだし…」といじけて育児から遠ざかる結果になってしまいますから。

ある程度成長したお子さんをお持ちの方

さて、お子様が学校に通われているような方の場合は、なかなか大変だと思いますが、お子さんが“お父さん”を慕っていれば、全然大丈夫だと思うんですよね。

絶対に「〜やってよー!」「もっと子どもと遊んであげて!」などと言ってはいけません。まず、最初にご機嫌取りから始め…、夫の好きなものや、興味のある話題でつって、「やだ、やっぱり詳しいのね〜。さすが!」なーんておだててみましょう。

そこで、夫がご機嫌になったら、「そういえば、あなたと遊びたいみたいだけど、仕事でいつも大変だから、休みの日くらいゆっくり寝かせてあげたいなぁ、って言ってたわよ。優しい子よね。あなたに似たのかしら」とさりげなく付け加えると、その日は無理かもしれませんが、「そうか、今度は遊んであげようかな」なーんてちらっとでも思ってくれるはずです。

このように、してほしいことを機嫌の良いときに、自然な形で伝えるのが大切です。だって、疲れて帰ってきて眠たいときに、ガミガミ言われたら頭に入るものも入りませんし、ただイライラしちゃうだけですから。

夫を動かすのは、妻の言葉と態度次第!?

最後に、育児に参加していない夫の方なら、このサイトも見ていないと思いますが、一応、書いておきます。育児は大変です。仕事も主婦も両方経験してますが、ホント仕事のほうが楽です。もちろん大切な妻と子どものために仕事をするのも大変なことです。男性は責任もありますからね、ホントお疲れ様です。

でも、毎日、一言、「いつも、ありがとう。」と、妻に声をかけてあげてください。それくらいなんでもないでしょう?もし、もう少し余裕があるなら、ゴミ出しをしてみたり、10分でもお子様の相手をしてあげてもらえると嬉しいなぁって思います。

いつも家事・育児・お仕事に奮闘するイクメンパパさん、本当にお疲れ様です。妻はいつでもそんな夫に感謝してますよ。愛情も深まります。本当ですよ。これからも素敵な夫、パパでいてほしいなぁって思います。

いつも陰ながら頑張ってる妻のみなさん。家の仕事は評価されないことが多いですが、本当は夫だって口に出さないだけで感謝してるんです。なので、うまーく手のひらで転がして(えっ!?)、少しでも家事・育児に参加してもらいましょう!!そして、ついでに誕生日にはプレゼントもねだったりしてみましょうか。(笑)

2010年4月26日 / 管理人の妻
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